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Windows10のフォント(游ゴシック)の細さと薄さを改善する、具体的な対策まとめ

この記事で伝えたいこと

Windows10の游ゴシックはMacより1段階細いため、薄く細く見えてしまいます。そこで、游ゴシック Mediumに変更することで、Windows10の游ゴシックを見やすいフォントへ改善します。

課題:游ゴシックが薄い&細い

Windows10の游ゴシック、見にくいですよね。
PowerPoint最初の1枚目なんて特にうんざりしません?

もともと游ゴシック自体は美しいフォントなんです。
字游工房 游ゴシック

ですがWindows10では、なぜか薄く細く表示されてしまいます。

これは、WIREDのある記事の抜粋です。

どちらも游ゴシックですが、Windows10の方が薄く細く見えますよね。

なぜWindows10だと、こんなにも細く見えるのでしょうか。

原因:Windows10はウェイト(太さ)が細い

Windows10の游ゴシックが薄く細く見える原因は、2つあります。

1. Windows10は游ゴシックのウェイト(太さ)が1段階細い



游ゴシックには7種類ものウェイト(太さ)があり、MacとWindows10ではデフォルトのウェイトが違います。
MacはMediumなのに対し、Windows10では1段階細いRegularになっています。

2. 黒自体が見にくい


どうやらWindows10では、ガンマ補正が強くかかっており、黒が薄くなる傾向があるようです。

Ryuseiさんの以下リンク先の記事で詳しく解説されています。

游ゴシックは何故Windowsでかすれて見えるのか

さらに游ゴシックはもともと余白が広いので、余計に薄く細く見えてしまいます。

このように原因はいくつかありますが、今回は1つ目の原因であるフォントの太さに絞ります。
たったひとつの箇所を変えるだけで、游ゴシックの薄さと細さを改善できるんです。

解決策:游ゴシック Mediumへ変更

游ゴシックを游ゴシック Mediumに変更する、たったこれだけです。

変更方法を画像付きで説明します。

まずは、ブラウザから。

Internet Explore

右上の歯車マークから、インターネットオプションを選びます。

フォントボタンを選び、[Web ページ フォント]を游ゴシック Mediumへ変更します。

Google Chrome

右上の3点リーダーから、設定を選びます。

フォントをカスタマイズを選んでください。

するとフォント変更箇所が4つあります。すべて游ゴシック Mediumでもいいですが、Serifフォントのみ游明朝 Demilightにしておくといいでしょう。

Windows officeは、ソフトによって設定方法がばらばらなので、注意してください。

Excel

Excelは簡単です。ファイルからオプションへ進み、基本設定のフォントを変更すれば完了です。

PowerPoint

表示タブからスライドマスターを選び、フォントというボタンをクリック。
そして一番下にあるフォントのカスタマイズを選びます。
すると以下のような画面になるので、すべて游ゴシック Mediumを選択し、フォントパターンを作成します。
名前は[游ゴシック Medium]などとしておくとわかりやすいです。

これで新しいスライドを追加しても、はじめから游ゴシック Mediumになっています。

outlook

デザインタブからフォントボタンを選びます。
すると、さきほど作成した、フォントパターンが登録されていますよね?

游ゴシック Mediumというフォントパターンを選ぶだけで、簡単に変更できます。

Word

ファイルからオプションへ進み、ひな形というボタンを押します。

すると下のように、[文字書式]というボタンが3つ出てきますので、それぞれ押してフォントを変更してください。

またoutlookとWordでは、フォントの形や文字間隔など、さらに細かいカスタマイズも可能です。
(近日投稿予定)游ゴシックをヒラギノ角ゴに近づけるカスタマイズ

効果:薄さ&細さが改善された

游ゴシック Mediumへ変更すると、これぐらい見やすくなります。

フォントを変えるだけで、Windows10の游ゴシックが見やすくなりました。
6つのアプリ全部合わせても10分あれば設定できるので、ぜひ試してください。

読み手を引き込むフォントデザインについて具体的にまとめました。こちらもぜひ参考にしてください。
思わず読みたくなるフォントデザインにする 3つの方法

ただ、ヒラギノ角ゴと比べると、まだまだ見やすいとは言えません。

(近日投稿予定)游ゴシックをヒラギノ角ゴに近づけるカスタマイズ
游ゴシックを、Macの美しいフォントであるヒラギノ角ゴに近づけてみました。

メールや資料の見せ方にこだわりたい方や、社用PCで仕方なくWindowsを使っている方に、ぜひアクセスして欲しいです。

一番伝えたいことを確実に伝えるプレゼン資料の作り方

あなたの資料は、あなたが伝えたいことをきちんと伝えてくれていますか。

社会人にとって資料作成は避けては通れないスキルですが、伝えたいことが伝わらず、違う解釈をされてしまうことがありますよね。

この記事では、あなたが伝えたいことを確実に伝えるための、プレゼン資料の作り方をお伝えします。

プレゼン資料を作るうえでやってはいけないのは、とりあえずパワポを開くこと。

まずは、プレゼンの『目的』と『構成』を練ることから始めましょう。

プレゼンの3つの目的を使い分ける

プレゼンの目的は共有・説得・感動の3つに分類できます。

共有

共有とは、相手に何らかの情報を伝えること。

たとえば、社内報や業務連絡など、様々な立場の人に向けて伝えるものが多いです。

情報を正確に伝えることが目的なので、相手にとって分かりやすい資料にする必要があります。

説得

説得とは、相手に行動を起こさせること、あるいは行動を変えさせること。

まさに営業のことで、コンペや社内承認など、一般的なプレゼンの目的でもあります。

説得するためには分かりやすい資料だけでなく、相手を納得させるためのストーリーが必要です。

感動

感動とは、相手の感情を動かすこと。

結婚式のムービーなんかは感動のプレゼンですね。

先ほどの2つに加えて、よりパーソナルなストーリーや、動画や音楽など相手の感情に訴えかけるコンテンツが必要です。

以上、プレゼンの目的は3つありますが、理想的にはすべてのプレゼンは感動を目指すべきです。

しかし日報にいちいち感動していられないので、プレゼンする内容によってふさわしい目的を決めましょう。

一番伝えたいことを中心に構成する

プレゼンの目的を決めたら、次は構成を考えます。

プレゼンは、一番伝えたいことを伝えられるような構成にしなければなりません。

文字にすると当たり前かもしれませんが、これがなかなか難しいですよね。

以下の3つの手順で考えると、構成を組み立てやすくなると思います。

一番伝えたいことは?

まずは、一番伝えたいことを考えましょう。

一番伝えたいことは本のタイトルや曲名のように、一言で全体を表す必要があります。

一言で全体を表しているかどうか、次の3つの要素でチェックできます。

☑️簡潔
簡単で分かりやすい表現か、そして無駄な言葉がないかをチェックします。

なんとなく見ている新聞やニュースの見出しなど、実はとても参考になるので、ぜひ意識的にチェックしてみてください。

☑️具体的
抽象的な表現は、内容に即したものに変えます。

たとえばサイト内容を改善する場合だと、
before) 「読者の立場で考えましょう」
after) 「文字を読み飛ばす読者には画像が効果的です」
というふうに内容に即して言い換えるべきです。

☑️聞き手にとってのメリットがわかる
聞き手にとってどんなメリットがあるのかが伝らなければ、プレゼンの意味がありません。

聞き手の悩みや問題を理解し、このプレゼンでそれを解決できると思わせられるかがポイントです。

これらの要素を満たすと、なんとなく考えて作るよりもはるかに分かりやすく伝えられるようになります。

これ以降、一番伝えたいことを中心に構成していくので、ここで一番伝えたいことをどれだけ洗練させられるかがとても重要です。

納得できるまで何度も練り直しましょう。

Q&Aでブレイクダウンする

あなたが一番伝えたいことは新情報、つまり聞き手が知らないことなので、聞き手は疑問を抱くはずです。
その疑問に答えるように、伝えたいことをブレイクダウンしていきます。

ブレイクダウンの切り口は『なぜ』『どのように』などの疑問詞か、フレームワークをつかってモレのないようにします。

これ以上質問をしてこないであろうところまでブレイクダウンすることで、聞き手は納得します。

導入は『聞き手が知っていること』から

導入部は、聞き手が知っていることから始めましょう。

経験や価値観が一人ひとり違うように、脳内の理解プロセスも人それぞれ異なるので、いきなりあなたが伝えたいことを伝えても理解してもらえません。

ですので、聞き手の知らないことを伝えたいのであれば、まずは聞き手が知っていることから始めることによって、聞き手と話し手の理解プロセスを合わせることが重要です。

これで構成は完成ですが、伝えたいことが伝わった後どうなるのかも忘れずに示しましょう。

たとえば新商品の承認であれば、今後の導入スケジュールや売り上げ予測などを示すことで、読み手は安心して承認してくれるはずです。

聞き手の目線をコントロールするデザイン

ここで初めてパワポを開きます。

『目的』と『構成』をもとにスライドを作っていくのですが、デザインを適当にやってしまうと、せっかく練った構成が台無しです。

デザインは、伝えたいことを伝えるためにあります。
資料作成に即して言い換えると、デザインは聞き手の目線をコントロールすることによって、聞き手に確実に伝えたいことを理解してもらうためにあるのです。

では、具体的にどうデザインすればいいのでしょうか?

☑️枚数
枚数は少ない方がいいですが、情報を詰めすぎてはいけません。
原則は、1スライド=1メッセージです。

ただし、あらかじめプレゼン時間が決まっている場合は、1分=1枚を目安にしましょう。

基本的な構成は、導入1〜3枚、一番伝えたいこと1枚、ブレイクダウンした根拠3枚、今後のステップ1枚、合計6〜8枚で十分です。

導入や根拠の詳細まで説明する場合は、10枚を超えます。
そうなると聞き手は、全体のどこの話をしているか分からなくなるので、ナビゲーションが必要です。

スライドに位置情報をつけよう!聞き手を引きつけるナビゲーション例

☑️レイアウト
全スライドに共通する、メッセージ・根拠・フッターのレイアウトを決めます。

ここでは、デザインの4つの基本にしたがってコンテンツを配置するのがオススメです。

デザインの4つの基本

このうちレイアウトに使えそうなのは、整列と反復です。

レイアウトを見えない線に揃えることで、聞き手は内容を見やすくなります。

さらに同じレイアウトを繰り返すことで、聞き手は注意を削がれず内容に集中できます。

☑️フォント
日本語のフォントには、明朝体とゴシック体の2種類があります。
はね・はらいの装飾があるかないかの違いです。

契約書など正式な文書でない限り、読みやすいゴシック体で構いません。

基本的にはデフォルトで設定されているフォントで問題ありませんが、Windows 10はデフォルトのフォントがかなり読みづらいので設定した方が良いです。

【Windows 10】フリーソフトを使わずに今すぐ游ゴシックを読みやすくする方法

☑️フォントサイズ
フォントサイズは2〜3サイズでコントラストを意識します。
まず見て欲しい所は大サイズ、キーワードなど目立たせたい所は中サイズ、文章や注釈など時間をかけて読む所は小サイズと、目的に合わせてメリハリを付けましょう。簡単なスライドであれば大・中の2サイズで十分です。

コントラストが弱くなると聞き手の目線を誘導できず、結局何を言いたいのかが分からないスライドになるので気をつけてください。

☑️表現
原則として、聞き手は文字を読んでくれないという意識を持ってください。

文章や箇条書きはできる限り避けて、グラフや画像を使って表現しましょう。

特に画像は、文章や箇条書きよりも分かりやすく、多くの情報を伝えられます。

画像を選ぶポイントとしては、先に画像を選ぶのではなく、伝えたいことをベースに画像を選ぶといいです。

しかし、画像は強力なツールである一方、伝えたいことにマッチしなければ逆に分かりづらくなってしまうので、どんな画像を使うのかは注意が必要です。

☑️配色
配色は奥が深いですが、とりあえずこの3つを徹底するだけでも、かなり見やすい配色にできます。

ベースカラー
背景色。特に理由がなければ白にします。

メインカラー
プレゼンのテーマに即した色にしましょう。
自社のブランドカラーや、商品に使われている色を使うと統一感を出せます。

アクセントカラー
スライドで最も伝えたい、目線を集めたい箇所に使用します。
メインカラーの補色(反対色のこと)付近の色にしましょう。

テキストの色は、黒を少し明るくしたグレーがオススメです。
理由は、背景色の白とのコントラストが強すぎるからです。
実際にほとんどのウェブサイトでは、テキストに黒 (rgb(0, 0, 0)) を避けています。

色盲でも大丈夫!配色の基礎知識

プレゼン資料が完成したら、最後に資料をスライド1枚にまとめることをオススメします。

プレゼン相手は主に自分より職位が高い人、つまり忙しい人です。
急な会議などが入り、予定のプレゼン・報告の時間が取れないことなんて、忙しい部署にはよくある話です。

しかし事前に1枚にまとめておくと、短時間でも要点を伝えられるので慌てることがありません。

スライドデザインの6つの要素をうまく使って、聞き手の目線をコントロールし、伝えたいことを伝えられるプレゼン資料を目指してください。

まとめ

以上、
1. プレゼンの3つの目的を見分け、
2. 一番伝えたいことを中心に構成を考え、
3. 聞き手の目線を操るデザインによって、
一番伝えたいことを確実に伝えるプレゼン資料の作り方をお伝えしました。

僕は、大学でPowerPointを経験せずに社会人になったので、かつてはスライド作成が苦手で嫌いでした。

様々なウェブサイトや本から学び取ったものの一部しか提供できませんが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。

人付き合いがラクになる3つの立ち位置を使い分けよう

苦手な人付き合いを避けられれば問題ありませんが、現実には選べない部分が多いですよね。
このページでは、苦手な相手とも良い関係を築くための具体的な方法をお伝えします。

コミュニケーションにおける3つの立ち位置

コミュニケーションは、以下の3つの立ち位置に分類できます。

アグレッシブ

積極的に発言する立ち位置です。自分のことだけを考えるので、いきすぎると自己中心的や攻撃的な印象を与えてしまいます。

ノン・アサーティブ

対照的に、自分の意見を言わない、消極的な立ち位置です。
周りの意見に同調し、最終的には黙り込んでしまいます。
一見協調性が高く相手のことを考えているように見えます。しかし自己主張ができないから同調しているわけで、結局は自分のことを考えた行動です。

アグレッシブとノン・アサーティブは真逆に思えますが、どちらも自分のことしか考えていない点では同じなのです。

アサーティブ

2つの良いとこ採りがアサーティブです。相手の意見を聞きつつ、自己主張もします。
自分と相手、どちらも尊重し存在させるのがアサーティブ最大の特徴です。

周りの人や環境が価値を決める

3つのうち、どの立ち位置が一番良いのでしょうか。
アサーティブが一番良さそうに思えますが、実は違います。
自分の立ち位置を決めるより先に、周りの人や環境を知らなければなりません。

価値は相対的に決まる

まず前提として、世の中に絶対的に正しいものはほとんどありません。
なぜなら、価値というものは使う人の主観や周りの状況などで相対的に決まるからです。

例えば、石油は車に入れると燃料となり動力を生み出しますが、火に注ぐと激しく燃えあがり被害を拡大します。また、中東などの一部の国を発展させていますが、資源をめぐる国家間の争いの原因にもなります。

このように、周りの状況が価値を決めるのです。

相手の見たままを観察する

周りの状況が価値を決めるのであれば周り、特に相手を観察することが重要です。

まずは相手の見たままを観察します。
このとき、見たまま(行動)とその背景(感情)を混同しないように気をつけます。
なぜなら人間は、見たままの情報から、その背景を無意識のうちに結びつけてしまうからです。

なぜ相手がその行動をとるのかを考える

見たままを観察したら、その背景にある理由を考えます。
同じ行動に見えても、その背景にある理由が違うことがあるからです。

例えば、仕事の進捗を聞いて、相手が「大丈夫です」と答えた場合。
本当に順調にことが進んでいる大丈夫なのか、あなたに干渉して欲しくないという意味の大丈夫なのか、うまくいっていないことを隠すための大丈夫なのか。大丈夫という言葉を鵜呑みにして順調だと思っていると、後々問題が大きくなってしまうかもしれません。

このように、相手の行動の背景にある理由を考えることで初めて、相手のためになる行動ができるようになります。

3つを使い分けて結果的にアサーティブにもっていく

お互いにとってアサーティブな関係を結果として築くことがゴールです。

そのためには、周りの状況に応じて3つの立ち位置を使い分けるスキルが必要です。

アグレッシブな場面→公平なジャッジ

周りがアグレッシブな場合、つまり自己主張が激しい集団にいるときには、身を引きましょう。

その主張は根拠ある正攻法なのか、強引な力技なのか、はたまた反則技なのか目を光らせます。議論を正しい方向に導く役割を担い、むだな争いが起こらぬよう気をつけましょう。

ノン・アサーティブな場面→積極的に行動

逆に消極的な集団では、積極的にアクションを起こしましょう。
ただ闇雲に発言するだけではダメです。人に合った話をふるなど、周りの人たちが話しやすい雰囲気を作ることが大切です。
そうすることで、徐々に発言しようとする人が増えてきて、場の雰囲気が活発になります。

アサーティブな場面→感謝

すでにアサーティブな環境では、その環境が当たり前だと思って何もしないでいると、反動でアグレッシブかノン・アサーティブに戻ってしまいます。

アサーティブな環境を生み出している人を見つけ出し、その貢献を賞賛し、感謝しましょう。

全ての人を尊重し、その存在を認める。それがアサーティブなのです。

まとめ

コミュニケーションの3つの立ち位置は、周りの状況によって使い分けられると良いです。結果としてアサーティブな関係を築けるかが重要です。

相手のことを考えられていますか?

自分のことだけ考えていませんか?

定時で帰りたい人のための、10秒検索スキル

検索は何の価値も生み出さない仕事です。理由は、

  • 時間がかかる
  • 新たなアウトプットがない

この2点です。
検索という行為は、できるだけゼロに近い方が良いですよね。

しかし、現実には仕事のうち、約8%もの時間を検索に費やしていると言われています。

こんな統計をご存知だろうか。平均的なビジネスマンには1日に190もの情報が入ってくる。そして、探し物をするためだけに1年間に150時間も浪費しているというのだ。これにあと10時間を足すと160時間になり、平均的な1ヶ月の労働時間に等しい。ということは、探し物をせずに済めば、毎年ほぼ1ヶ月分の時間が浮く計算になる。
ーリズ・ダベンポート『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』

わかりやすく数字を変換すると1日あたり36分、検索していることになります。

どうでしょう?
1日にだいたい30分程度の探し物が積み重なって、1年で1ヶ月も無駄にしているのです。
これでは定時には帰れませんし、有給休暇をとってゆっくり休むこともできませんよね。

それでは、この無駄な検索を減らすには、どうすれば良いのでしょうか?

  1. 整理
  2. 整頓
  3. 成果

この3ステップで、全情報を10秒で検索できる環境を整え、定時で帰りましょう!

整理:意識的に整理して、重要なものだけを残す

なぜ人は検索するのでしょうか?

それは、物が多く、かつ見えないからです。
部屋に物が1つしかなく、それが見えていたら探す必要なんてありませんよね。
例えば、自分の部屋でテレビやベッドを探す人はいないでしょう。

しかし現実には、資料やデータなどの物がどんどん増え、重要な物は埋もれてしまいます。

まずは物を減らしましょう。いわゆる『整理』ーこれが第1ステップです。

理想:重要なものしかない状態

整理とは、不要なものを取り除くこと。

整理と整頓を区別できていない人は意外と多いですが、まず物の数を減らさないと、分類すらできません。

物が少なく、かつ重要なものしかない状態が理想です。

現実:どんどん増殖・・・

しかし現実には、物はどんどん増えていってしまいます。

ミーティングの度に資料が増え、デスクトップがファイルで埋め尽くされる感覚は誰もが共感できるのではないでしょうか。

また、似たような資料やファイルが複数の場所に点在している状況もよくあります。

このように、何も考えずに仕事をしていると、不要なファイルがどんどん増えていき、検索時間が増えてしまうのです。

3つの観点で整理

では、具体的にどう整理すれば良いのでしょうか?

  • 定期的に使う
  • おそらく使わない
  • 使わない

この3つの観点で整理しましょう。

定期的に使う物は、用途や目的別にまとめて保管しましょう。

おそらく使わない物は、期限を決め、それまでに使わなければ捨ててしまいましょう。

使わないものは言うまでもないですが、即行捨ててしまいましょう。

この3つの観点で、定期的に整理を行うのがポイントです。

導入部分の引用にもありましたが、一般的なビジネスマンは1週間のうち3時間を検索に費やしています。
裏を返せば、1週間のうち1時間ほどの整理で検索時間がほぼゼロになるように仕事をすれば、効率はグンと上がるのです。
そうすると時間を有効に使うことができますよね。

これで第1ステップの『整理』は完了です。

整頓:10秒でたどり着けるよう整頓

整理ができたら、第2ステップは『整頓』です。

整頓とは、散らかり乱れている物を、きちんとかたづけること。

いくら物が少なくても、物が見えなかったり導線があやふやだと、検索に時間がかかってしまいます。
テレビのリモコンや鍵などは1つしかありませんが、よく見失いますよね。

ここでは、10秒でたどり着けるような整頓を目指しましょう。

理想:MECEに整頓されている状態

MECEという言葉をご存知ですか?
Mutually Exclusive Collectively Exhaustiveの略で、『モレなしダブりなし』という意味です。

MECE

例えばnot MECEな分類だと、新しい新業態の議事録を保存する時に、議事録フォルダなのか新業態フォルダなのかが分からなくなり、うまく整頓できません。
なぜでしょうか。
理由は、分類にダブりが起きているからです。

しかし、MECEな分類では、まず業態別に大きく分け、それぞれの中に小さな分類があるので迷いませんよね。

  • 切り口は1種類にする
  • 大>中>小の順で分類する

この2つのポイントでMECEに整頓できるのが理想です。

現実:感覚で分類してしまい覚えていない

ところが私たちはよく、その場その場の感覚で分類してしまいます。

分類した時はうまくできた気になるのですが、探す時にはどう分類したのかを思い出せず、検索に時間がかかってしまうことがありますよね。

どう対処すればいいのでしょうか。

ルールを決めて整頓

感覚で分類させない方法は、事前にルールを決めることです。

パソコンにファイルを保存する場合を例に考えてみましょう。

ファイルを保存するタイミングで分類を考えてしまうと、その時々によって分類方法が変わるので、検索する時に思い出せなくなります。

一方、MECEな分類を参考に事前にフォルダを準備しておくと、ファイルを保存するタイミングで迷うことがありません。

このように、あらかじめ分類方法を決めておくことで、急なタイミングであっても整頓することができます。

以上、『整理』と『整頓』ができれば検索効率は劇的によくなります。

成果:徹底的に実践、成果を出してはじめて共有

第3ステップは『成果』です。

いくら整理整頓をしても、1人の行動だけでは効率は上がりません。周りの賛同が必要です。

周りを巻き込むためには、その人にとってどんなメリットがあるのかを感じてもらわなければなりません。

最後のステップは、あなたが明確な成果を出すことです。

整理&整頓を徹底して行う

まずは、整理と整頓を徹底します。

これまで説明してきた内容を参考に、不要なものは捨て、きちんと片付ける(=整理整頓)を習慣化します。

週に1時間、新たな情報やファイルを整理し、整頓方法を見直す時間を作りましょう。

そうすることで、普段の業務でファイルの分類に迷ったり、検索に時間がかからなくなります。

成果を出す

次に必要なのは、明確な成果です。

例えば、

  • 先月と比べて、残業時間が30%短くなる
  • 週に1日しか定時に帰れなかったのが、2日帰れるようになる
  • 上司から、資料が探しやすくなったと褒められる

など。いくら整理整頓がうまくなっても、成果が出なければ意味がありません。

整理整頓にこだわりすぎた結果、余計に残業時間が増えてしまっては本末転倒です。

あくまで目的は、『早く帰って寝る時間をつくること』です。

周りにメリットが伝わってから、共有する

そして、成果が出るようになったら、周りの人に共有しましょう。

ポイントは、周りの人にメリットが伝わってから、共有することです。

基本的に人間は面倒なことを嫌がり、現状を維持するバイアスが強いので、わざわざ行動を変えません。

だれかの行動を変えるためには、その人にとってどんなメリットがあるのかを、わかりやすく示す必要があります。

そこで必要なのが、『成果』です。

例えば、あなたが週2日定時に帰れるようになった場合、周りの早く帰りたいなと思っている人は「なぜ?」と聞いてきますよね。

この、聞かれたタイミングで共有するのがオススメです。

このやり方だと時間は掛かりますが、共有した人のほとんどは実行してくれます。そしてその人から少しづつ広がっていけば、部署全体の検索効率も上がっていくはずです。

まとめ

何も考えずに働いていると、週に3時間も検索に費やしてしまいます。

  1. 整理
  2. 整頓
  3. 成果

この3ステップを習慣化して10秒で検索できる環境を整えて、早く帰りましょう。

「○○がいなければ、今△△はない」の嘘。会社であなたにしかできない仕事なんていらない

「○○がいなければ、今△△はない」って話、よく聞きますよね。

エジソンがいなければ、今、電球はない。
スティーブ・ジョブズがいなければ、今、iPhoneはない。
A部長がいなければ、今の私はない。

確かにエジソンは天才だと思います。
しかし、A部長がいなくてもあなたは活躍していると思います。命を助けられたなどでない限り、その人でなければならない理由があるのかは疑問です。B部長が支えてくれたかもしれません。

本当に「○○がいなければ、今△△はない」は成り立つのでしょうか。

答えはノーです。
よほどの天才でない限り、そんなことはありません。
そして、あなたにしかできない仕事なんて必要ありません。

あなたにしかできない仕事など存在しない

あなたには、あなたにしかできない仕事があると思いますか?
実際に責任ある難しい仕事をされている方はそう思うでしょう。もちろんあなたが適任者なのでその仕事を任されているのですが、多くの場合、あなたの次の適任者がいます。

つまり、ほとんどの仕事は、あなたにしかできない仕事ではないのです。

確かに偉人はスゴイが、ほとんどの場合には次点が存在する

例えば、エジソン。電球や蓄音機など今の生活に欠かせない数々のものを発明しました。彼がいなければ今あなたの部屋に電球はありません。

いや、本当にそうでしょうか。
時間はかかっても他の誰かが発明したのではないでしょうか。

エジソンが発明した以上、これを証明することは不可能です。しかし、エジソンであれ全く何もないところから発明出来た訳ではなく、必ず先人の知恵や恩恵にあずかっているのです。

事実、電球を発明したのはエジソンではありません。エジソンは電球を実用化した人物です。さらにその後エジソンの弟子が、現在の電力システムに使われている交流を発明し普及させています。

このように、功績というものはかならず先人の恩恵の元に成り立っているので、それを引き継ぐ次点も同様に数多く存在しているのです。

あなたにも同様、次点が存在する

あなたの仕事も同じです。
もしあなたが退職したとしても、あなたの仕事は誰かに引き継がれ、何の滞りもなく進んでいくでしょう。もちろん個人によって仕事の質に差はありますが、ある人にしかできない仕事などないのです。

このことを理解しておくのは、あなたの人生を豊かにするうえでとても重要だと思うのです。

あなたにしかできない仕事がある組織は危険である

前章を踏まえて、あなたにしかできない仕事がいかに危険であるかをみていきましょう。
もし現在あなたにしかできない仕事があって、それを理由に休めないのなら、それは危険な環境かもしれません。

代わりがいないというリスク

一見かっこ良くて、自分が特別な存在になったような気分になる。自分にしかできない仕事を追求したい人は多いでしょう。では、なぜそれが危険なのでしょうか。

それは、あなたの代わりがいないからです。

その仕事に関するあらゆる質問や問い合わせがあなたに集中します。関係する会議にはあなたが必ず出席しなければなりません。自動的に多くの時間を奪われてしまい、仕事が終わらないので残業が増えてしまいます。そして体調を崩しても休めません。

このように、あなたにしかできない仕事とはとてもリスクが高いものです。

休むと周りに迷惑が掛かる

インフルエンザや冠婚葬祭などで、どうしても休まなければならない時もありますよね。

その時、あなたにしかできないゆえに周りに迷惑が掛かるのです。
事前に休むことが分かっていれば引き継ぎもできるでしょうが、普段あなたがやっているので形式的な対応しかできません。それだけでも周りにとってはストレスですが、突然休んでしまった場合はさらに負担をかけてしまうのです。

以上より、組織においてあなたにしかできない仕事は極力無くすべきです。

あなたにしかできない仕事は、もっとあなたの近くにある

あなたにしかできない仕事のデメリットはお分かりいただけたでしょうか。
しかし、あなたにしかできない仕事がないとなると、それはそれで困りますよね。自分の存在意義がないと感じてしまうかもしれません。

ですがあなたにしかできない仕事は、ちゃんとあるのです。

周りを育てることが最も重要

組織においてあなたにしかできない仕事があるのなら、どんどん周りに教えましょう。自分だけ分かっていれば良かったものを他人に教えることは最初は面倒かもしれませんが、周りを育てることでその仕事ができる人が増え、あなたはその仕事に縛られなくなります。

するとあなたは次の仕事やスキルに挑戦できるようになります。そしてまたあなたにしかできない仕事を確立し、すぐ周りに教えて成長を後押しする。このサイクルを回すことであなたのポジションが確立されていきます。

このように、あなたにしかできない仕事は、周りを成長させ、あなた自身を自由にするために活用しましょう。

いつでも寝られる環境を作ろう

寝るブログなので、寝られる環境と書きましたが、要はいつでも休める環境を作ることが大事だということです。

あなたしかできない仕事から自由になることで、格段に休みが取りやすくなります。あなたがいなくても仕事が進むからです。

あなた自身や家族を大切にすることこそ、「あなたにしかできない仕事」だ

あなたにしかできない仕事。
それは、あなた自身の時間を大切にすること、そして家族を大切にすることです。

基本的にあなたの代わりはいませんし、誰かに頼むこともできません。しかし実際には、他の人でもできる仕事にこだわり、大切にすべきことを疎かにする人が多すぎます。
あなたが本当に大切にすべきものは、なんですか。