2017年11月、ついに日本でもAmazon Echoが発売されましたね。
スマートスピーカーというものに興味があったので発売初日にAmazonで検索したら、まさかの招待制。
ということでリクエストを送って約1ヶ月。ついにAmazonから招待メールが届きました!
長かった。。
そもそもスマートスピーカーとは、無線通信接続機能と音声操作のアシスタント機能を持つスピーカーの総称です。一般的なスピーカーは音楽など入力した情報をそのまま出力するだけなのに対し、スマートスピーカーは入力された情報を理解し、答えを返してくれます。「今日の天気は?」「東京都の天気は晴れ、予想最高気温は17度です。」というように。
でも検索なら手元のPCやスマホで十分ですよね?
なぜ今、スマートスピーカーが注目されているのでしょうか。
それは、スマートスピーカー(ここではAmazon Echo)はPC・スマホと共存する「新しい検索手段」だからです。
Amazon Echoが新しい検索手段である3つの理由が分かれば、毎日の暮らしがもっと便利になるはずです。
PC・スマホの【ブラウザ検索】と、Amazon Echoの【音声検索】の違いを比較していきます。
音声検索にはノイズがない
まず1つ目の違いは、ノイズの量です。
ブラウザ検索は広告や関連情報、他の方はこんなページも読んでいますというレコメンド等、とにかく入ってくる情報が多いです。1を調べるのに10の情報が入ってくるようなイメージでしょうか。
ノイズだとわかっている分にはいいですが、そうでない場合は要注意です。
疲れている時やぼーっとしている時に興味のある広告が目に入り、ついクリックしてしまったこと、ありませんか?
また、調べたいことを忘れて全然違うページを読んでしまったり、スマホを開けたついでにSNSを見てしまって時間を無駄にしたこと、ありますよね?
ブラウザ検索はノイズだらけなので、心を強く保っていないとすぐに意識と時間を持っていかれます。
一方、音声検索にはノイズがほとんどありません。
1を調べると1だけが返ってきます。たまにサービスの加入を勧められたりしますが、興味のない情報を見せられることはまずありません。
このように、得意とする検索対象が違うので、
- あいまいな領域や多くの情報を調べたい→ブラウザ検索
- ピンポイントに一つの情報が欲しい→音声検索
と使い分けられそうです。
音声検索は手間が掛からない
2つ目の違いは手間です
ブラウザ検索は
スマホを取り出す
→ロック画面の解除
→ブラウザを立ち上げる
→文字を打ち込む
というように手間がかかります。さらに調べたいことは知らなくてもいいような些細なことだったりするので、スマホ出すのが面倒で諦めたりしますよね。
しかし、音声検索だと質問するだけで良いのです。もちろん検索結果は声で返ってきます。思いついたときに呼ぶだけでいいので手間はかかりません。
特に家の中だと外出時よりもリラックスしているので、リモコンを取りに行ってボタン1つ押すようなことでさえ面倒に感じてしまうのです。そんな時に声だけでテレビの音量が下がったり、パッとエアコンが付いたら素敵だと思いませんか。
音声検索は情報を調べるだけでなく、家電やアプリとの連動もできるので、毎日のちょっとした手間を省けます。
音声検索はとにかく速い
最後に3つ目は、検索スピードです。
例えば天気。
ブラウザ検索では文字を入力するので10秒以上はかかりますが、音声入力だと10秒もかかりません。
仕事でも言えることですが、メールよりも電話の方が早いですよね。ただ仕事の場合は一方的に相手の時間を奪うことになるので、電話はあまりスマートではありません。
しかしAmazon Echoはあなたの専属アシスタントです。ガンガン使いましょう。
まとめ
以上、Amazon Echoが新しい検索手段なのは、ノイズ、手間、スピードの3つの理由があるからだと考えています。
そして、音声検索は単体で使うよりも、ブラウザ検索と組み合わせることでさらに便利になるのです。
本やブラウザ検索で大まかな情報を調べながら、わからない単語はピンポイントで音声検索する。ブラウザのタブをいくつも開かずに済みます。
さらにブラウザ検索で手と目を動かし、音声検索で口と耳も使えるようになるので、情報の処理スピードが上がります。
例えば、スポーツや楽器演奏でも手と目だけじゃなく五感をフルに使いますよね。
このように、音声検索はブラウザ検索と共存する「新しい検索手段」なのです。
僕自身、まだまだAmazon Echoを使いこなせていないので、これからどんどん活用していきます。
今後は、便利なスキルや提携アクションなどレビューしていく予定ですので、そちらもぜひ読んでもらえると幸いです。